(DAIKO:DSY4424FT)
皆さんこんにちは、千葉県柏市でデザインリフォーム・リノベーションを手掛けているタカネザワナイソウ工業です。
日本の住まいは古くから、1つの部屋に1つの照明器具を設置する「1室1灯」のスタイルが定番とされてきました。
これは、日本の照明の歴史にも関係しています。
■「質」よりも「量」を重視してきた、かつての日本の照明
戦後の家庭の照明は、「明るさ」を追い求める歴史だったといえます。
勢いを増す経済成長の波とともに蛍光灯も普及し、まるで幸せの象徴であるかのように、日本の部屋を明るく照らしていました。
どの家庭でも十分な明るさで満たされる中、日本人のライフスタイルは多様化し、それに合わせて部屋にもムードや雰囲気づくりを楽しむ余裕が出てきました。
これが、照明の「量」から「質」への変換期となったと考えられます。
調光機能付きの照明器具も登場しましたが、1室1灯では雰囲気づくりにも限界があります。
そこで、ダウンライトや間接照明などの複数のあかりを組み合わせる「1室多灯」が普及することで、日本の住まいは照明で幅広い演出ができるようになりました。
■ライフスタイルに合わせて「照明の質」を見直しましょう
(DAIKO)
照明で演出できる幅が広いため、いったいどう選んだら良いか、つい迷ってしまいますよね。
そこでおすすめしたいのは、まず、「その部屋であなたがどう過ごしたいのか?」を、生活のシーンを時間ごとに追いかけながら、思い浮かべること。
たとえばダイニングでは、夕方から夜にかけて子供たちが勉強をするので明るく。
ご主人が帰宅されてからの食事どきは、やわらかな電球色でくつろぎの演出を。
そして後片付けでは隅々までゴミや汚れがないか明るく照らし、夜に子供が寝静まったら、雰囲気のある間接照明の中で、夫婦でバータイムを楽しむ、などです。
リビングだったら、あたたかい光で食事後にくつろぐための演出をしながら、テレビを楽しむときはホームシアターらしい照明に、読書を楽しみたい人には手元を照らすスタンドライトを。
一方、友人を招いてのホームパーティーを開くご家庭でしたら、雰囲気を出しながらもそれなりの明るさを確保できる照明計画をすると良いでしょう。
(Panasonic)
いかがでしたでしょうか。
これらは一例でしたが、寝室、洗面室、トイレなど、どの部屋でもいえます。
暮らし方さえしっかり決まっていれば、照明のプロも提案しやすくなり、より素敵な空間に仕上がる確率も高まります。
照明の入れ替えを検討するなら、まずは暮らしのシーンを想定し、そこから逆算して用途にふさわしい照明計画を考える――。
これが、照明で失敗しないためのポイントです!
このほか住まいのお悩みがあれば、どんな些細なことでも構いません。タカネザワナイソウ工業までお気軽にご相談ください!
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(Panasonic:LGB15303-06)