皆様のお部屋の床材は何ですか?
昭和のころは日本的な畳が一般的でしたが、時代が進むにつれてフローリングやカーペットタイプの人気が高まっている用です。和室から洋室に切り替える方も多くいらっしゃいます。
しかし忘れないでいただきたいのが、畳にはフローリングには無いメリットがたくさんあるということ。
さまざまな機能があり、そこに住まう人にとって快適な環境を創りだしてくれます。
そこで今回は床材としての畳の魅力についてご紹介。現状の床にご不満がある方はぜひチェックしてください。
■視覚と嗅覚から「癒やし」をもたらす効果が
まずは畳の「癒やし効果」に注目してみましょう。
畳の原材料は「イグサ」。ゴザや帽子の素材としても使われており、国内の8~9割は熊本県の天草市で作られています。
イグサの、どこか懐かしいあの香りは皆様よくご存じでしょう。
実はあの優しい香りには、心を落ち着ける「鎮静効果」があるといわれています。
昔から畳に慣れ親しんできた日本人のDNAには、フローリングが主流になっている今でも、イグサの香りが染みついているのです。
また、畳の淡いグリーンの色合いに落ち着くという方もいらっしゃることでしょう。
実は畳の光の反射率は人間の皮膚と同じだといわれています。そのため、視覚的にも鎮静効果を発揮するのです。
目と鼻から部屋に「落ち着き」をプラスしてくれる畳。
やはり日本人の暮らしにはうってつけの床材だといえます。
■断熱・防音・空気清浄……。あらゆる効果を持てる畳の素晴らしさ
また畳には、鎮静効果の他にもあらゆる機能があります。
では1つひとつ紹介していきましょう。
1.常に部屋を最適な湿度に保つ「調湿機能」
自然素材である畳には木材と同じく湿度を調整してくれます。いわば呼吸する床材。じめじめしているときは湿気を吸収し、からっと乾いた日には放出するので、いつでも快適に室内の湿度を保てるのです。
2.有害物質をしっかり吸着する「空気清浄機能」
畳にはなんと空気を綺麗にする効果も。
人の健康に悪影響を与える「二酸化窒素」や「揮発性有機化合物」を吸い取ってくれます。
3.まわりへの迷惑をゼロにする「防音効果」
部屋の騒音を外に漏らさない防音効果も、畳が持つメリットの1つ。
たとえば小さな子どもが走り回ったとき、フローリングだと下の階に振動や騒音が響きますが、畳にすると音が漏れません。ご近所トラブルを防ぐ強い味方でもあるのです。
4.イグサに含まれる空気層を生かした「断熱効果」
敷き詰められたイグサや畳床として使われるワラはスポンジ状になっています。
それが空気層となり、断熱性を発揮するのです。断熱リフォームを施すことなく、夏は涼しくて冬は暖かい空間を演出できます。
■洋風な家に畳を導入して“和モダン”を演出
さまざまな機能があり、部屋の環境を整えてくれる畳。
住まい全体が洋風な雰囲気でももちろん導入できます。
客間やダイニングなど部屋の一角だけを畳にすることで、和モダンな雰囲気をかもすワンランク上のおしゃれな空間を演出できるのです。
生活の質を高めてくれる効果がたっぷり詰まった畳を導入することで、快適な毎日をカタチにできるでしょう。
住まいのお悩みがあれば、どんな些細なことでも構いません。タカネザワナイソウ工業までお気軽にご相談ください!
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